ここでは、不動産屋さんから土地を購入された、(私が見聞きした)実際の失敗例をお伝えします。
土地を購入する時、一番注意していただきたいのはやはり「道路の問題」です。
尚 建築基準法上、敷地の前面道路幅は 原則4m以上必要です。(ない場合は 役所に要相談)
また、間口が最低2m(接道義務)は接していないと建築できません。(市街化区域)
これは、基本的な事ですから 是非覚えておいて下さい。
①安い土地だと思い喜び勇んで購入したけど、実際に家を建てようと地盤調査したら、何と埋土の中に 木やゴミやらが沢山混ざっていたという。
見かけは非常にきれいな土地だからといって、安心して買ったら失敗しますぜ。
②不動産屋から “がけ条例”(急傾斜地)の説明は受けたが、簡単に考えて土地を購入してしまった。しかし、擁壁に多額の費用を掛けないと建築確認が下りない為 予想以上のお金が必要で、本来の住まいの予算が少なくなり 当初より家が小さくなった。
③土地を購入するとき、土地価格以外の諸経費を払う必要のない土地があることを、知らずに買ってしまう方がいます。例えば、土地以外に(私道負担金等)86万円も払った方もいるくらいです。なんか損してますよね。
④土地を購入する時、隣との境界杭を確認せずに買ってしまい、隣地境界にブロック塀を造ろうと思ったら、クレームが来て未だに解決しない。面倒くさい人が近所だと困る。
⑤「角地・2面道路で日当りも良いし、値段も安い!」と思って買ったが、周囲に比べ道路が低くなってるみたいで、大雨が降る度に側溝の水が溢れ、買った土地の水ハケが悪い。(汗~)
⑥周りの環境を良く調べずに土地を買ってしまい、風向きによっては 風が吹く時に、ドブ臭いいやな臭いが部屋に入り込み、窓を開けていられない位…。トホホ(悲~)
⑦不動産屋の広告の方位を、そのまま信じて購入したが、実際の方位と違っていたためか、冬は午後2時頃には日が当たらない敷地だった。太陽光発電を付けようと思っていたのにガッカリ。
と、以上のような話が実際にあります。これらは氷山の一角ですが、中々100%気にいった土地は、そう簡単にあるものではありません。
ただ、ご自身で直接 不動産屋から購入されるのは失敗するケースも多いようですので、気を付けていただきたいと思います。
できれば、住宅会社に相談するか 第三者的なセカンドオピニオンのアドバイスを受け購入した方が、失敗は少ないでしょう。